ボディメイクトレーナーSayaka*です。
劇団WAO!シーズン2の
ミュージカル練習が
10月から始まっています。
シーズン1ではダンスメインだったため、
セリフを話すというのは
WAOとしては初めてです。
わたし自身も原稿を話す仕事は
最近までずっとしていましたが、
台本があるお芝居は7年ぶり?くらいです。
お芝居の台詞というのは台本があり、
それを覚えて言うというのは
みんなわかると思います。
オペラであれば、それが楽譜に
なっていて、歌詞が台詞です。
わたしは声楽をやっているので
オペラアリアをソロで歌うことが
多いのですが、ソロが多いと
忘れがちになってしまうのが
台詞は会話ということです。
会話、つまり他の人との
キャッチボールです。
お芝居には台本があるので
自分がその台詞を正確に言うこと
にフォーカスを当ててしまいがちですが、
他の人の台詞(言葉)を受けて、
自分が言葉を発する。
相手の言葉を聞いた上での
自分の台詞です。
日常の会話では、
相手の言葉を聞いて
(中には聞いていない人もいますが)
自分の言葉を話すということを
やっているはずなのに、
お芝居になると"台詞を言う"
になってしまうのが
お芝居を始めたばかりの人が
なってしまいやすい
ところなのかなと思います。
元々、暗記脳で理系脳なわたし。
歌やダンスは好きだけど、
芸術を感じたり、
表現するタイプではなく、
覚えたことをどう綺麗な音を出すか、
どうカッコいい形を見せるか
でやってきました。
ようやく、伝える、表現する
ということを考えられるように
なってきて、
経験が芸術になるということを
感じています。