発声練習で気づいたこと
ボディトレーナーSayaka＊です。
わたしは、大学を卒業してから６年半
科学館のガイドとして働いていました。
受付、展示案内、実験ショー
工場見学ガイド、館内放送など
主な仕事が話すことだったので、
会社では毎朝発声練習をしていました。
発声練習の内容
・アの長音
（「あー」と息が続くまで伸ばす）
・50音の単音あ行〜わ行
（あえいうえおあお いえあおう）
・あいさつとお辞儀の練習
（「いらっしゃいませ」「お待ち申し上げておりました」
などの言葉のあとに30度、15度のお辞儀）
・滑舌練習あ行〜わ行
（あいうえお いうえおあ うえおあい
えおあいう おあいうえ）
・「あめんぼ あかいな あいうえお」あ行〜わ行
ここまでがほぼ毎朝やっていた内容です。
他にもその日の時間や時期によっても
変わりますが、
滑舌練習用の例文を読んだり、
「外郎売の台詞」という演劇やアナウンサーの間で
有名な滑舌練習を
やったりもしていました。
発声練習で体調を知る
毎日やっているので、
発声練習でその日の調子がわかります。
また、わたしの場合は声の調子が悪いときに
どのポジションに当てたら出やすいかというのを
発声練習で確かめたりなどもしていました。
日々積み重ねること
会社を辞めて感じたデメリットのひとつは
毎日やっていた発声練習をやらなくなったら
声が出なくなったことです。
毎日やっていたことなのに、
本当に声がスカスカです。
デメリットと書きましたが、
やらなくなったらこれだけできなくなる
ということに気付けたので
結局メリットでもあるのですが。
その後、また自分で発声練習をするようになり、
少しずつ感覚が戻ってきました。
改めて、習慣ってすごいなと感じました。
カラダも声も日々積み重ねです。
わたしがトレーナーとしてセッションをしたり、
セルフケアをお伝えしたりというのは
近道をする方法ではあります。
その場で１回で変化することが多いので
「こんなに変わった！」と
喜んでいただけるのは
とても嬉しいです。
でも、それを習慣にして自分のものに
できるかは結局その人次第だと思うのです。
せっかく近道できる方法を知ったのなら
ぜひ自分のものにしていただきたいです。
